室内で帽子を被ると禿げるのは嘘?帽子が頭皮、髪の毛に与える影響について解説!
室内で帽子を被っていると禿げるという噂を聞いたことはありませんか?
実際のところ、室内で帽子を被ると必ず薄毛になりやすいというわけではありません。
しかし、長時間着用していると少なからず髪の毛に悪影響を与えてしまう可能性はあります。
1.髪の毛へのデメリットは?
通常、帽子は外で被るものです。
日差しを避けるため、ファッション、寝癖を隠すため、様々な理由で帽子を着用しますよね。
外で帽子を被るのと、室内で帽子を被るのでは、髪の毛への影響はあまり変わりません。
それでは、なぜ室内で帽子を被っていると禿げるという噂が広まったのでしょうか?
帽子を被ることでの髪の毛へ与える悪影響を解説していきます。
①頭皮環境の悪化
帽子を長時間被っていると、頭皮は密閉された空間になるため蒸れてしまいます。
蒸れた状態が長く続くと、菌が繁殖しやすくなり、頭皮環境の悪化に繋がってしまいます。
皮脂や汚れが毛穴に詰まりやすくなり、髪の毛の成長を阻害する原因になります。
特に夏場は温度が高く、帽子の中は蒸れやすくなるため、長時間帽子を着用するときは、定期的に着脱をして換気をするのがおすすめです。
頭皮環境の悪化は、抜け毛を引き起こす原因にもなりますので、できるだけ頭皮に負担をかけないような帽子の着用を心がけましょう。
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②血行不良
帽子を着用すると少なからず頭を締め付けて、圧迫することになるので、血行不良につながる場合があります。
本当に帽子を被るだけで、血の巡りが悪くなるのか?
そう思われるかもしれませんが、着用するかしないかで比べると多少血流に影響はします。
髪の毛は血液から栄養、酸素が送られて成長するため、血行不良になると薄毛になるリスクが高まってしまいます。
対策としては、きつめの帽子は被らない、緩めて着用する、被る時間を短くするなどが良いでしょう。
③摩擦によるダメージ
頻繁に帽子を着脱するような場合だと、摩擦で髪の毛を傷つけてしまう可能性があります。
髪に必要以上の摩擦が生じると、髪の毛を保護しているキューティクルを剥がしてしまう場合があります。
キューティクルが剥がれると、髪はパサつきを感じたり、ダメージを受けやすくなったりします。
男性には馴染みがないかもしれませんが、女性向けのヘアケア商品でナイトキャップという商品があります。
寝ている時に髪の毛を摩擦のダメージから守る帽子になります。
それだけ摩擦は髪の毛の天敵ということです。
2.まとめ
帽子を被っている人が、被っていない人に比べて薄毛になりやすいというデータは特にありません。
しかし、帽子を被ることにより間接的に薄毛の要因になるリスクはあります。
もし将来薄毛が心配、薄毛が気になっている方は、ぜひ本記事で記載した対策を意識してみてください。
20歳から薄毛に悩むアラサー。
9年間、薄毛治療に取り組みフサフサに。
実体験をもとに育毛・発毛に役立つ情報を発信中。
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