IQOS(アイコス)なら薄毛にならない?加熱式タバコが髪の毛に与える影響に関して解説!
紙タバコは身体に害があるのは知っているけど、IQOSなら害が少なそうだし吸っても大丈夫なんじゃないか?
髪の毛に悪影響はないんじゃないか?
そう考えている方は多いのではないでしょうか。
確かに、紙タバコと比べて匂いがしなかったり、飲食店やカフェでもIQOSのみ喫煙可となっているところも増えています。
結論から言うと、
IQOSなどの加熱式タバコでも髪の毛に悪影響があることに変わりはありません。
本記事をお読みいただければ、IQOSがなぜ髪の毛に悪影響を与えるのか理解でき、
また対策についても知ることができます。
1.なぜIQOSは薄毛対策にならないのか。
紙たばこに比べて有害成分が少ないと言われていますが、発がん性物質、ニコチンをはじめ、多くの有害成分が含まれています。しかし、加熱式タバコが登場してからまだ年月が浅いため、主流煙また副流煙がどの程度、健康に悪影響を及ぼすかはまだ明らかではありません。
そのため、明確な科学的根拠がなくIQOSなら害はないのでは?というイメージがついてしまっているのです。
それでは、なぜIQOSが髪の毛に悪影響を与えるのか3つの理由から解説していきます。
①血行不良
IQOSに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血行不良を引き起こす原因になります。
血行不良になると、髪に栄養が届きにくくなり、抜け毛が増えたり、髪の毛が細くなったりと、薄毛の原因になります。
また、タバコに含まれる一酸化炭素は血液中の酸素の濃度も低下させるため、髪の成長に必要な酸素が十分に供給されず、髪の毛の成長を阻害します。
②ビタミンの消費
アイコスに含まれているニコチンは体内のビタミンCを破壊します。
もし紙のタバコであれば、1本で約30mgものビタミンCが破壊される為、
仮に1日1箱(20本)吸っている人だと1日あたり約600mgのビタミンCが失われる計算になります。
成人男性の一日あたりのビタミンC推奨摂取量は100mgとなっているため、かなりマイナスになっていることがわかるでしょう。
ビタミンCは毛細血管の育成に必要な栄養素であるため、ビタミンCが不足してしまうと毛細血管の流れが悪くなり、髪の成長を妨げてしまうのです。
③男性ホルモンの増加
IQOSに含まれる有害物質であるニコチン・シアン化水素・一酸化炭素などは、男性ホルモンの分泌量を約30%増加させると言われています。
男性ホルモンは薄毛に直接関わっているわけではありませんが、男性ホルモンが多い人は、薄毛の直接原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の量も多いと言われているため、それだけ薄毛のリスクも高まると言えます。
2.おすすめの対策
禁煙はしたくないけど、髪の毛への影響も減らしたい。
そんな方におすすめしたいのは、ビタミンCのサプリメントの活用です。
成人であれば、1日に1,000mg〜2,000mgのビタミンCをサプリメントから摂取しても問題ないため、
喫煙によって失われるビタミンCを十分に補給することができます。
また、喫煙によって引き起こされる血行不良については、運動をしたり入浴をしたりと、意識的に血流を良くする習慣を付けることで、ある程度髪の毛への悪影響を減らすことができます。
3.まとめ
iQOSは、紙タバコのデメリットを大幅に低減してくれる商品ではありますが、
健康に良いわけではなく、体にとって全く害がないというわけでもありません。
残念ながら、紙タバコをiQOSに変えるだけでは、薄毛を予防・改善することは難しいでしょう。
しかし、紙タバコに比べると加熱式タバコの方が害は少ないため、
禁煙が難しいという方は、紙タバコから加熱式タバコに移行するというのもおすすめです。
下記の記事では、薄毛になりやすい人の特徴に関しても紹介していますので、参考にしてみてください。
(関連記事)薄毛になりやすい人の特徴とは?
20歳から薄毛に悩むアラサー。
9年間、薄毛治療に取り組みフサフサに。
実体験をもとに育毛・発毛に役立つ情報を発信中。
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