1. HOME
  2. ブログ
  3. 薄毛対策には魚!!青魚が髪の毛にいい食べ物と言われる理由について解説

薄毛対策には魚!!青魚が髪の毛にいい食べ物と言われる理由について解説

焼き魚

髪の毛にいい食べ物といえば何が思い浮かびますか?

髪に必要な栄養素は多岐にわたりますが、その中でもタンパク質は積極的に摂取したい栄養素の一つです。

髪の毛は8割がケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されており、タンパク質が不足してしまうと髪の毛の元気がなくなり、薄毛を招いてしまう可能性があります。

また、人間の身体は、水分と脂質を除くとほとんどがタンパク質でできています。 筋肉や骨、臓器などの主成分もタンパク質であり、筋肉は水分を除くと約80%がタンパク質からできています。アスリートや筋トレをしている方が、プロテインを飲んだりタンパク質を多く摂取するようにしているのは、そのためです。

つまり、タンパク質は健康的な身体を作る上で必須成分ということです。

すでに薄毛が気になっている方はもちろん、将来が心配な方、髪を太くしたいという方も積極的にタンパク質を摂取することをおすすめします。

そこでですが、今回はタンパク質の重要な供給源である「肉」と「魚」についてどちらを摂取する方が髪の毛にいいのか解説していきたいと思います。

結論から言うと、「魚」の方が髪の毛にいい食べ物です。

魚の中でも「青魚」の栄養素が高く髪へ良い影響を与えてくれます。

1.薄毛対策に肉はあまり良くない?

赤身肉

肉類中心の食事の問題点は、肉類に含まれる脂質にあります。

脂質を構成する脂肪酸には、大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があり、肉類に多く含まれているのは飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸には、血液中の中性脂肪やコレステロールを増やす作用があり、とりすぎると脂質異常症を引き起こしてしまいます。

中性脂肪やコレステロールが増えると血液がドロドロになってしまうのです。

髪の毛を健康的に成長させるには、血液をサラサラにさせることが大切なポイントなので、肉類の摂りすぎには注意です。

 

2.青魚の薄毛対策効果

青魚

①血液サラサラ効果

青魚の油にはEPAは「エイコサペンタエン酸」という栄養素が含まれています。

海に住む生き物だけがもつ特別な油で、人の体では作ることができません。

EPAは血管の内壁や赤血球の膜へ浸み込んで、膜をしなやかにする効果があり、血液の状態をサラサラに保ち、血栓をできにくくしたりしてくれます。

EPAを上手に摂る調理法としては、生で食べていただくのがもっとも効率的です。焼く・蒸す・煮るといった調理法でも、85~90%程度は栄養素が残るといわれているので特段問題ありません。

 

また、魚に含まれる「不飽和脂肪酸」は脳血栓や心筋梗塞などの循環器系の病気の予防にも役立ちます。

循環器系疾患予防に対する魚食の効果は、低カロリー高タン白といった間接的要因のほかに、魚の脂質、特に一般に青魚に多く含まれるとされるエイコサペンタエン酸に代表される魚油特有の高度不飽和脂肪酸にこれら疾患の予防作用があることが、 最近の様々な調査や試験から明らかとなった。

参考:秦和彦・三ヶ尻昭博・藤田孝夫 1983 年「青魚とEPA」

 

 

 

血液をサラサラにしてくれる食材として、おすすめなのは魚以外だと納豆です。

下記の記事で、納豆の育毛効果に関して解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

(関連記事)納豆に育毛効果がある?薄毛対策に納豆を取るべき理由3選をご紹介!

 

②高い栄養摂取効率

タンパク質は肉と魚のどちらからも摂取することができますが、近年の研究では、肉より魚から得られるタンパク質の方が飽和脂肪酸を含んでおらずDHAやEPAなどの、魚からしか取れない栄養素を豊富に含んでいるため、より体への栄養摂取率が効率的で良いとされています。

〈おすすめの魚〉

サバ:ミネラルの一種のセレンが豊富に含まれています。タンパク質と融合することで体に吸収されやすくなる性質を持っています。効果としては、非常に高い抗酸化作用があることで、毛母細胞の老朽化を防いでくれます。

さんま:ナイアシンというビタミンの一種が豊富に含まれています。アルコール分解に関わるビタミンなのです。タウリンも含まれていて、肝臓の働きが良くしてくれるので、お酒をよく飲む方におすすめです。

シャケ:身の赤さの元である天然色素の「アスタキサンチン」は、細胞の老化を防ぐ抗酸化力を持っており、その抗酸化作用により、老化を促す活性酸素の生成を防ぐことで髪そのものや髪を育む頭皮を健康な状態に保つ効果が期待できます。

 

髪にいい食べ物で、日常の食生活で取り入れやすい摂取方法は”鯖缶”です。

比較的安価で1缶100円程度で購入でき、長期保存が効くので常備しやすく調理も簡単です。

1日に必要な摂取量はサバ缶だと1/3〜1/4になりますが、毎日摂取することが大切です。

 

おすすめのレシピも紹介しておきますので、ぜひ普段の食事に魚料理を取り入れてみてください。

私も2日に一回は鯖缶トマトパスタを食べているのですが、鯖独特の魚介の風味とトマトのまろやかさがマッチしてとても美味しいですよ。

 

《鯖缶トマトパスタ》

⚫︎材料 (1人分)

・パスタ 80g

・鯖缶(水煮) 1/2缶

・トマト缶 1/2缶

・にんにく 1かけ

・オリーブオイル 大さじ1

・茹で汁 適量

・オレガノ 適量

・イタリアンパセリ 適量

・ブラックペッパー 適量

・塩 適量

 

 

 

3.まとめ

髪にいい食べ物はいっぱいありますが、その中でも魚は特におすすめです。

一昔前まで日本の食文化は魚中心でしたが、食の欧米化とともに肉の消費量が増える一方、日本人の魚の消費量は徐々に減ってきています。健康的な髪の毛を維持したいという方には、ぜひ普段から魚を摂取することをおすすめします。

もし薄毛が進行してしまっていると感じている方は、専門医に相談するのがおすすめです。

銀座総合美容クリニックでは、オンライン診療を行っているので薄毛治療が初めて、お店に行きづらいという方にもおすすめです。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。